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廃線跡探訪①-1 上田温泉電気軌道青木線 青木駅跡  

鉄道模型で設立(作成)致しました架空の鉄道会社
温泉電気鉄道」構想の元となった路線が「上田温泉電気軌道 青木線」です。

大正10年に三好町(現・城下)駅~青木駅間が開業し、
僅か17年後の昭和13年に廃止された路線です。
途中、上田原駅からは支線である川西線(現・別所線)が分岐し、
こちらは現在まで上田電鉄別所線として存続しています。

今回からシリーズで、「幻」となりつつある青木線の跡を追って行きたいと思います。
第1回は青木線のターミナル駅、青木駅です。

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現在の青木駅跡。千曲バス青木線・青木村営バスが乗り入れるバスターミナルとなっています。

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青木駅跡を背に線路跡である国道143号線の上田方向を望む。

鉄道路線跡らしい真っ直ぐな道路が伸びているのがわかります。
青木~上田間の国道143号線は数えるほどのカーブがあるのみで、
ほとんどが長い直線で構成されています。

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青木駅跡の道向かいは上記のとおり民家の駐車場となっていますが、

十数年前まで、ここには古めかしい2階建ての建物が建っており、
下はハイヤー営業所、上は駅前食堂の跡がそのまま残っていました。
今はまったく面影がありません。

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バスターミナルに掲げられた青木村の観光案内図。

青木村は、田沢・沓掛の2つの温泉と、様々な史跡を有する山間の村で、
東京急行電鉄の創業者である五島慶太先生の生まれ育った地であります。
上田藩では江戸から明治にかけて、青木村から5度も百姓一揆が起こっており、
一揆の責任を取って郷土の為に散った人々を「義民」と呼んで、祀っています。
また、雨が少なく水が貴重であった上田小県地域では、
「夕立と騒動(百姓一揆の意。)は青木から」と伝えられ、信仰の対象となっていました。
青木村には現在もそうした義民の史跡が数多く残っています。
また、青木村は全国で唯一「国宝がある村」でもあります。
この国宝については、最寄駅の項で改めて御紹介致します。

青木線の終着駅であった青木駅ですが、
太平洋戦争後、上田~松本間を結ぶ鉄道が計画され、青木線復活の兆しがあったそうです。
上田丸子電鉄(現・上田電鉄)と松本電気鉄道(現・アルピコ交通)が
共同出資で「上田松本電鉄」を設立。
昭和27年に運輸省(現・国土交通省)より鉄道敷設の認可まで得ていたそうですが、
着工に至らず、幻の路線となってしまったそうです。
「もしもこの路線が開通していたら…。」 想いを馳せずには居られませんね…。


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category: 上田温泉電気軌道 青木線

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